PCからガリガリという異音が
先月ほどからPCを起動したとき「ガリガリ」という、異音が発生していたので修理しました。結論から言うと異音の正体はこの「ケースファン」でした。
原因を特定するにあたって
原因の特定はじっくりとやること
ケースのカバーをあけて異音の正体を耳で探るのもひとつの手ですが耳だけで判断してしまうのは少々早急すぎると思います。
ケースファンが原因だと感じた場合は、ファンを指で軽く触ってみて音が変化するか、他のパーツでも同様の検証を行いじっくりと特定することが大切です。
パーツの交換 「Silent 8」
ケースファンを「Silent 8」という商品に交換しました。
この製品は静穏性に優れているのがウリです。
回転数が
1600rpm±10%
辺りなのに対してノイズが
18.0dBA
と若干静かな製品です。
が
静穏性を実現するためにネジ式ではなく防振ラバープッシュを採用しています。
性能的にはメリットなのかもしれませんが取り付けが死ぬほどめんどくさく、且つ指が引きちぎれそうになる購入者を大量生産、消費者の指を遠慮なく持っていく事で実現した静穏性は一週間激痛でキーボードを叩けなくなる苦痛を味わってまで手に入れなければならないものなのでしょうか?
おまけ|グラフィックボードから映像が出力されないトラブルをシューティング
今回の「ケースファン」の交換をするにあたってグラフィックボードをマザーボードから抜きました。
ところが異音は直ったと思いきやグラボからでなくオンボードから映像が出力される始末。
このようなとき原因として考えられるのは
・グラフィックボードが何らかの理由で奥まで刺さっていない
・BIOSの設定
・配線ミス
のいずれかに分類されます。
最近のマザーボードはグラフィックボードが刺さっていれば自動的に出力が切り替わるのでBIOSの設定ミスという確立は非常に低く、また配線ミスといってもせいぜい補助電源が刺さっていない程度のものでしょう。
そうです、ネットに溢れている「グラフィックボードが刺さっているのに映らない」という質問の9割は何らかの原因で奥まで刺さっていないというものによるものだと筆者は考えます(自論)
今回の筆者の件もそうでした、実はしっかりと奥まで刺さっていると「思い込んでいた」だけであって実はグラフィックボードの端っこがケースに干渉しておりおくまで刺さっていなかったのです。
もしも上記のような状況に置かれ困っている場合はグラフィックボードをなめるように観察し、しっかりと置くまで刺さっているか確認するべきでしょう。
お粗末さまでした